田舎暮らしで有機を目指してみるin種子島Vol.018
 
種子島への移住記
発行日: 2002年 10月 28日

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■離島・種子島での暮らし(No,18)
■畑の立ち話
■旬野菜のレシピ

  ごあいさつ

 皆様 こんにちは。

タイトルの、「有機を目指してみる・・・」の「目指してみる」という部分ですが、なぜ「目指す!」ではないのか?・・とお考えの方もおられるかと思います。なんだか語呂も良くないし、いい加減な感じを受けた方もおられたのではないでしょうか。

これは有機農業をすると言うことはとても難しい事だと考えているからです。一朝一夕には間違っても出来ないものだと思ってもいるからです。
私たちのようなモノなら、まずは慣行農業を身につけ、しかる後に有機に進むべきだと思うのですが、慣行農業もそこそこのままに取り敢えず有機もやってみようというような感じです。

・・・といっても、決していい加減な、ちょっとイヤになったら、直ぐに辞めてしまおうというようなモノでもありません。ただ、猪突猛進的にはならないでおこうという「初心」を表現してみたかったのでした。この「心」が私たちの、一番言いたい(これから田舎へ移住して農業をしようとしている方々への)メッセージのつもりなんですよ・・・。
 

■ 離島・種子島での暮らし(No,18)     種子島編

今回も種子島の良さについて考えてみます。

私たちにとっては懐かしい豊中市在住の出郷者の方からメールをいただきました。島の産業(主に農業)について何とか出来たら良いなあ・・というお気持ちは、各地の出郷者の皆様同じみたいで、お気持ちは私たちとしてもよく解るつもりです。

若い人たちのUターンが少ないことをお嘆きの向きが多いようですが、「定年を過ぎた私の残りの人生は、人のために役立てたい・・。」と、何かを始めたり、あるいは始めようとしておられたりする方も(私たちの廻りだけでも)何人もおられます。現実には高齢者パワーに支えられている部分が多いのです。

何が良いのか?・・と言いますと、郷土を想う心が有ると云うこと自体がそうだと感じます。結果が問題なのではなく、種子島の人間であろう・・・あり続けようとする心の方向性があることが素晴らしいのではないでしょうか。今や都市部では薄れてきてしまっているように感じていますので・・・。

「種子島で栽培したモノは何でも美味しい」とよく言われます。
これは少々手前味噌かも知れません。各地ともその土地の産品こそが一番美味しいと思われていることは多いでしょうから。
ただ、実際に聞き回ったりして極力客観的な態度で調べたところ、例えば、紫芋などでは同じ品種でも甘さが強くなる傾向はあるようです。専門の方の話では、土の微量成分のバランスと気候の問題ではないかとのことでしたが、これもまあ種子島の良さの一つと云えますね。

・・・さて、「良いところ」の次はやはり「良くないところ」でしょうか。あんまり悪口を叩くとネギられて(怒られて)しまうでしょうから実は怖いのですが・・・そぉ〜っと、やっちゃいましょうか。
云いたいのは「種子島の〜」と言うよりは「鹿児島の〜」なので、問題ないハズ・・・? 
・・で、次々号は「私達の鹿児島の気に入らないところ編」です。

次号はこのコーナーはお休みをいただいて、「紫芋」を巡るあれこれをお届け致します。
 

■ 畑の立ち話            (新規就農について)

前号では農村の高齢化・後継者不足について書きました。
農村の人口が減り、産出されるモノも減ったために政府は農村の活性化をしようといろんな予算をつぎ込んだのでしょう。
その一つが、新規就農者支援事業です。これから農家になろうとする者に主に経済的な支援をしようというモノです。

例えば、当初の生活資金を援助したり、倉庫や温室などの建設資金を援助したり、住宅にかかる費用を援助したり、あるいは土地や住宅自体を無償や非常に安い価格で提供したりと様々な支援があります。
地方によって、支援の多いところや少ないところなどまちまちですが、だいたい都市部から離れたりして不便なところほど支援規模は大きいことが多いようです。

もちろん単に資金援助だけではなく、技術の習得のための研修や専門指導員による指導教育もあったりします。そして収穫された作物はJAが共販として販売・換金してくれます。
舗場を借りたり、農業機械を購入する際の斡旋もしてくれるでしょう。

あとは本人達が若干の資金と気力を持って農業に参入するだけ・・・。

・・・以上を見る限り非常に良くできていて、大変魅力的に見えませんでしょうか。
やってみたいとお思いの方もおられませんでしょうか。

これらには実は政府や県行政、農村の地方行政やJA(単協)の思惑が入り交じっています。
それぞれの思惑には若干なりとも違いがあり、そこから出るズレも後々大きな問題になっていることも多いようです。

政府も県行政も地方市町村行政もJAも「活性化しよう!」というキーワードでは、一致していますが、その内容が違うのです。

この辺のことを知っておくと、あるいは覚悟しておくと実行する際にとても役立つことだろうと思っていますので、特に就農を予定されている方はどうぞお読み下さい。
・・・などと云いながら、これを説明し始めるととっても長くなりそうですので、次々号に続きます。

                                           ・・・スミマセン・・・

次号では南日本新聞のニュースからの話題を挟みます。
題して「緊急コメント 地方への移住とその後の暮らしについて」です。
 

■ 旬野菜のレシピ         (さつまいも編)

さつまいもムース 4人分

 材 料

しろ紫、安納、安納コガネ、紅高系等  200g
粉ゼラチン                    5g
水                      大さじ2
牛乳                     150cc
砂糖                      40g
卵黄                       1個
生クリーム                 100cc

1.さつまいもは、洗って、蒸かして皮をむく
2.粉ゼラチンは、大さじ2の水にふやかしておく
3.ミキサーに少し冷ました芋と、牛乳、砂糖、卵黄を入れ滑らかになるまで混ぜる。ゼラチンも加えて混ぜる。
4.別のボールで生クリームを7分立てにして、ミキサーの芋等を少しずつ、加えて混ぜる。
5.器に入れて、冷蔵庫で冷やして固める。

さつまいもを、薄く切って油で揚げて、チップスを作り、上に飾って出来上がりです。

これからの季節、里芋でも美味しくできますよ。
 

                   後 記

NHK連続TV小説「まんてん」が始まっています。なんだかヘンな鹿児島弁?で話されています。
屋久島の言葉と鹿児島本土の言葉は違います。種子島の言葉も鹿児島本土の言葉とは違います。
まあ、TVドラマで、字幕を流しながら進めるわけには行かないでしょうから、解る程度の鹿児島風に
したのでしょうね。

就農希望の方向けに始めたこのメールマガジンですが、種子島出郷者の方の御購読が多いのでは
ないかと考えております。

・・そこで、種子島出郷の方々への御願いです。
「種子島活性化のアイデア」をお寄せ下さいませんでしょうか。小さなアイデアも集まると大きなモノに
なるかも知れません。
是非とも、ひとつアイデアを錬っていただけませんでしょうか。
よろしくお願い致します。
 
  
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