田舎暮らしで有機を目指してみるin種子島Vol.015
 
種子島への移住記
発行日: 2002年  9月 16日

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■離島・種子島での暮らし(No,15)
■畑の立ち話
■旬野菜のレシピ

  ごあいさつ

 皆様 こんにちは。

日本各地、少し秋らしくなってきましたでしょうか。
種子島の砂浜でも泳いでいる人をあまり見かけなくなってきました。といっても、真夏でも少ないですけれどね。
芋の出荷が始まりまして、お仕事に追われる日々が続いております。
畑の草抜きも未だ終わっていないというのに・・・(T_T)

話は変わりますが、雑誌の広告に「いなか暮らし」というタイトルのゲームが載っていました。よく本やTVでは企画されているようですが、まさかTVゲームにまでなっているとはオドロキです。
南の島〓癒される・・というイメージでも有るんでしょうか。
じゃあ、北の地ならどんなイメージなんでしょう?
 

■ 離島・種子島での暮らし(No,15)     種子島編


田舎暮らし・・移住・・人によっては就農・・と夢を膨らませておられる方も多いのではないでしょうか。
TVや新聞などでも時々取り上げられているそうですので、忙しい生活の中でも思い出す機会が多い
かも知れませんね。

まず、北に行きたいと考えられるのでしょうか。それとも南でしょうか。
山が良いのでしょうか。海の方が良いのでしょうか。
何故、食べ物を自分で作りたいとお考えなのでしょうか。自分で作れば安心だからでしょうか? 
何故、便利な都会を離れて田舎に移り住もうとお思いなのでしょうか。
自然を求めてでしょうか。のんびりとした生活を期待してでしょうか。

都会での暮らしに疲れたので逃げ出したいから・・というような理由だけは避けて欲しいのです。田舎の生活だからといって「癒される・・」ということは特に無いと思います。
田舎の生活は忙しいですよ。いろんな意味で・・。

田舎・・特に離島での生活になりますと、都市部との連絡が遠い分だけ良くなくなりますので、不便さを感じる機会も多いでしょう。
うちの場合、新聞は夕方にしか来ませんし、海が荒れると新聞に限らず何日も新しいのはお店に届きません。なにかの用事で鹿児島へ行こうとすると、結構な時間と費用がかかります。
島内には高校までしか学校がありませんので、子供達が進学しようとするとまた大変な労力・費用がかかるでしょう。

・・・が、これくらいです。不都合な点は。
コンビニやファーストフード、映画館、遊園地などがないとダメ!という人は別として、電気も水道も電話もありますので、そんなに変わらない生活は出来ます。こちらの話す日本語は理解してもらえますしね。

出来れば、御希望の地域に何日か遊びに行くのも良いでしょう。ただ、遊ぶのと住むのではかなり事情が色々な面で異なってくるので、結果としては成果を生み出すわけではないかも知れませんけれど、思い切る際のきっかけくらいにはなるでしょうから。

何が云いたいのか?・・と問われますと、
都会生活に疲れたのなら、田舎へ脱出するのも良いでしょうけれど、そこでは新たな(生活の)戦いが待っているので、あくまで前向きに頑張ってくださいと言いたいのです。
それから、石橋を叩いて後、渡るという決断もまた大事ではないかとも思うのです。あくまで前向きな姿勢が最も自らの助けになるような気がしているからです。

(昔の)鹿児島の言葉では、「泣こよか、ひっ飛べ!」と言います。
 

■ 畑の立ち話            (公益法人発足について3)

前々号、前号と私たちの反省を元に「こうすればよかったプラン」を書いてきました。まあ、なかなかうまくはいかないことも多いのですが、大筋としてはあのような田舎社会への参入の仕方もあるとご理解いただければ幸いです。
公益団体云々が成功するかどうかの話は別にしても、ああいう活動を自分の手でしてゆく過程で、農業や田舎そのものについてかなり勉強できたと思っています。お付き合いもグンと広がりますし、みんなの話す言葉も理解できるようになるし、話についてゆけるようにもなるでしょうから、きっと後悔はされませんよ。

前号の最後の部分、 農産物などについて「積極的に営業攻勢に出る」・・というところですが、苦手だと言われる方も多いかも知れません。
私たちが今まで出荷してきて思うのですが、確かに、にべもなく断られたり、門前払いされたりすると気持ちも落ち込んでしまうでしょう。
そういうこともまま有りますからある程度覚悟も必要ですしね。

しかし、反対に「生産地」と「都市部小売店」がぐんと近づくと言うことの意味を理解して貰える場合の方が多いのです。
小売店側が「この手があったか! 勉強になった。」と言ってくれることもよく有ります。
現在の日本農業の弱点の第一は生産コストよりも「複雑な流通形態」だと思うようになりました。いえ、気付いたと言うべきでしょうか。
日本の田舎の殆どがこの「弱点」を抱えているようにも感じています。
そこにIターン者やUターン者の活躍の場があるのではないか?・・と言うわけです。 

             皆様はどのように思われますか?
 

■ 旬野菜のレシピ         (夏野菜編)

紫芋スイートポテト(10〜15個)

紫芋      500g
バター     60g
練乳      大さじ1
砂糖      100g
卵黄      1個半
卵黄      半個(上塗りよう)

1.紫芋は皮ごと蒸かして熱いうちに潰す。
2.溶かしバターを加え紫芋とよく混ぜる。
3.練乳、砂糖、卵黄と、次々に加えてなめらかになるまで混ぜる。
  (柔らかすぎて、まとめにくそうならいったん火にかけて錬る)
4.種を好きな形に丸め、アルミケースに入れて卵黄を塗り200度の
  オーブンへ。焦げ目がつくまで約20分程焼く。

裏ごしはしません。なぜなら、食物繊維を捨ててしまっては勿体ないからです。
ビタミンCで夏のお肌の回復も期待したいところです。

                   後 記

おっ母んよう(おっかんよう)」や「草切り節」を紹介したページを作ることにしました。種子島や屋久島などで広く謡われていた民謡です。
民謡の伝承は踊りの伝承よりも難しいかも知れませんね。あの節回しが紙の上では表現しきれないですからねえ。
 
  
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