田舎暮らしで有機を目指してみるin種子島Vol.013
 
種子島への移住記
発行日: 2002年  8月 20日

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■離島・種子島での暮らし(No,13)
■畑の立ち話
■旬野菜のレシピ

  ごあいさつ

 皆様 こんにちは。

今回は暗いお話ですがどうかお許し下さい。
先日、宇宙センターの竹崎海水浴場で水難事故が発生しました。
帰省中に海水浴に来られて、事故で亡くなられました。何ともやりきれないような事故でした。
砂浜から数十メートル以上離れて溺れ沈んだ場合、砂浜からは見えなくなってしまいます。そうなると上空からの捜索が頼りになってしまいます。しかし、航空機が到着するまでには時間がかかり、生存中には間に合わないでしょう。皆様もどうかくれぐれも、お気をつけ下さい。
海水浴用のエリア表示ブイより外に出たり、浮き輪を過信することは非常に危険だと改めて痛感いたしました。
 

■ 離島・種子島での暮らし(No,11)     種子島編

 ここ何号か脱線気味でしたので、種子島での生活について・・にお話を戻します。 
 またスグに脱線するでしょうけれど・・・。

一般的に鹿児島各地がそうなのですが、南国とはいいながら冬はとても寒いのです。東シナ海から吹く季節風が強いのです。 冬の間ずーっと吹いています。台風にも負けないような強風もよく吹きます。
風害・・と言っても関東や関西の方にはピンと来ないかも知れませんが、こちらでは本当に対策が必要です。

昔からたいていの家では廻りには大きな木を植えてあります。防風のためです。気温としてはそんなに下がらなくても体感温度はとても低く感じられます。

反対に夏はとっても暑いので、昼の間は畑仕事もあまり出来ません。ひっくり返ってしまうからです。
そのため、早朝や夕方に草抜きなどはするようにしています。この暑さがカラ芋(さつまいも)にとっては良いそうですが、人間にとっては健康を害しそうなほどに感じられます。

この温度差や長い夏を利用しての栽培計画がとても面白く感じています。
「とうもろこし」ですと露地でも5月には出来ますし、ニガウリも6月には出始めます。輸送経費がかかる分をカバー出来れば良いなあ・・というわけです。農協に出荷するのであれば、ほぼ作ることだけに専念すればいいのですが、農協に頼らずにやってゆこうとすると販売も自らしなくてはなりません。普通、農業をするような人は営業・販売は苦手な人が多いんですよね。

2年経った今でも、島の言葉で早口で話されるとほぼ全く判りません。
そこで年輩の方のお話は何度も聞き返し、確認しながら、推理しながらの会話になります。エネルギーを普通の何倍も消費しているような感じです。島弁の会話をコントででも御紹介したい位なのですが、なにせ私が未だ判っていないので・・・。でも島の人は私たちの「関西弁」は判るんですよ。

                                                     (つづく)
 

■ 畑の立ち話            (公益法人?発足について1)

今号と次号ではNPOでの出荷事業についてお話しさせていただきます。
実は 新規就農者の方にもオススメのつもりなのです。参考になさればきっと良いのではないかな・・
・・などと考えております。

私たちの奨める就農方法の第一は「少しづつ勝手に就農」です。
詳しくお話ししますと、

園芸(野菜作り)の本を買って暗記してしまうほどに熟読する。出来れば素人向けの本がなお良い。

この時点で移住する。民間の家を借りたなら大家さんにも挨拶。地域の公民館長にも挨拶し、集会の日などの予定を教えてもらう。これ以降、地域の草払いや清掃などには極力参加する。

取りあえず、就職口を見つける。出来るだけ通勤に時間のかからないところがベター。農機具屋さん、孵卵工場、食肉工場、野菜加工場などが有れば技能を身につけるためにもなるべくこれらへ就職する。

公民館長や大家さん、近所の人などに相談して、畑を借りる。
1〜1.5反(300〜450坪・高いところでも年間1〜1.5万?)荒れている場合が多いので、草払い機を買うか借りるかして畑に持ち込む。家族協力して開墾する。払った草を焼いた後はトラクターを借りてきて、一回目の耕耘をする。2回目には骨粉を投入すると後がラク。
冬の時期なら小さなビニールハウスをホームセンターなどで時間をかけてでも値切り倒して買ってくる。(あまり脆弱そうなのを選ばないように注意が必要)

まず自分で色々と作ってみる。最低一年間は、少なくとも普段自分たちが食べるような野菜は全て栽培してみる。それに合わせて適時耕す。

栽培記録(日記)はつけておく。(短期間で覚える必要があるため、次年度の参考に必要)播種時期・発芽時期・着果時期・収穫時期、病気の様子、天候の様子、肥料の量、作業の実感など出来るだけ詳しく、できれば写真付きで。

もし畑を買うことが出来ていれば、果樹なども苗木の状態で買ってくる。
出来れば収入に結びつくくらいの量(少なくとも50本以上)を植える。


2年目以降は次号で・・・
 

■ 旬野菜のレシピ         (夏野菜編)

さつまいもの和風飴煮(4人分)

材料

さつまいも    大2本位
砂糖       100g
水        100cc
ゆかり      大さじ1
醤油       小さじ1
揚げ油      適量


作り方

1.さつまいもはきれいに洗い、かわつきのまま大きめの乱切りにする
2.中温でゆっくり揚げる。
3.鍋に見ずと砂糖を入れ薄く色づき飴状に煮詰める。
4.2のさつまいもをからめ、ゆかりと醤油で香り付けをする。


                   後 記

残暑厳しいおりですが、夜明け前後はやや涼しく感じられるようになって来ました。よあけ・・と言えば朝焼けの写真を撮りたいと思っているところです。非常に綺麗なピンクと水色の空が見られます。
デジカメで上手く撮れればいいのですけれど・・・。

「地球百姓News」さんに私たちの就農に対する考えなどが掲載される予定です。掲載は秋号のようです。
なんだか気恥ずかしいですが。
 
  
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