田舎暮らしで有機を目指してみるin種子島Vol.010
 
種子島への移住記
発行日: 2002年  7月 08日

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■離島・種子島での暮らし(No,10)
■畑の立ち話
■旬野菜のレシピ

  ごあいさつ

 皆様 こんにちは。

台風5号がそれてくれたと思っていたら、6号が接近中のようです。
獣道ならぬ「台風道」なんでしょうか。
台風に成長して勢力充分の新鮮なのがよくやってきます。 それも「大潮」の時に来ることが多いような・・・。海近くの道路や田畑は浸かってしまうかも知れません。
も少しお手柔らかに御願いしたいモノです。

「奄美」「種子島」「アイターン」「新規就農」などのキーワードで検索をされて、当サイトへお越しの方が
たくさんおられるようです。
気になることなどがありましたら、掲示板に書き込まれるか、フォームから御質問等お寄せ下さい。
私たちの判る範囲でですが「実際の処」はお伝えさせていただけます。きっと。
 

■ 離島・種子島での暮らし(No,09)     種子島編

 前回と前々回は子供関連のお話でしたので、今回は大人関連のお話にしてみます。

町内に「大字」ごとの地区(小学校の校区のようなモノ)が有って、その中に公民館を中心に各集落があります。
その集落組織の中に、老人会や壮年部会、婦人部、水稲部会などの部会があります。
町の行事、地区の行事、集落の行事+各部会の行事が有ります。全てに参加すると、土日の休みだけでは全く足りません。時間が。

地方市町村でも中心地と周辺の(人口の少ない)地域があります。南種子町の場合なら、役場のある「上中」地域が中心地です。
人口(戸数)の少ない地域ですと、自然、地域の役が廻ってくる事が多くなります。あちこち掛け持ちしている人も少なくありません。
全ての行事に地域住民全員で参加しないと成り立たなくなりかねません。つまり、一人当たりの(地域での)仕事量が非常に多くなります。
これを嫌って、人口(戸数)の少ない周辺地域から中心地域へ引っ越す人も多いのです。町民でさえ行事の多さにまいっている人も多いということだと思われます。

前回のPTAの行事に加えて、地区の行事、地域集落の行事があるとかなり大変なことになります。
研修会にしろ、反省会にしろ、スポーツ会にしろ、地域によっては「踊り」などの会にしろ、敬老会にしろ、PTAの行事も含め、大半は「ふれあい」「交流」が目的です。
つまり「飲み会」が好きな人でないとツラいことと思われます。

都会の生活になれていると驚くことマチガイナシです。 アイターンをお考えの方はこの点を十分に覚悟しておかれた方が良いと思います。
「じゃあ、参加しなけりゃイイじゃん・・。」ってのはダメです。
そういうのはオススメしません。理由は農村(漁村)地域での生活は、ある種「共同」生活だからです。

現在は農業も機械化が進んでいますので、昔のように皆が並んで一斉に田植えをしたり稲刈りをするようなことはありません。ですから今では農家同士が協力し合うことは少ないようです。親戚同士は別として。
たくさん開催される「ふれあい」行事は、この生活共同体であった昔の名残として残っているのではないかと考えています。

ただ、名残と云っても現在「共同」の部分が無くなってしまった訳ではありません。生活用道路、通学路、水路などの管理やTV受信アンテナ、地域によっては水道の維持管理など、日常の施設維持や災害などの非常時の協力体制など、やはり地域社会の一員なのです。漁村の場合なら、農村よりももっと強い結びつきが有るようです。「板子一枚下は地獄」というように危険な仕事のために仕事仲間としての精神的な結びつきが非常に強いようです。
                                                     (つづく)
 

■ 畑の立ち話              (新規就農ご相談編)

今回からしばらく、いただいたメールとのやり取りを掲載させていただきます。今回は最もよくいただく内容から。

「行政から援助を受けて、田舎で新規就農したいけれど、実際の処どうなんでしょうか? 
また自己資金はたくさん必要なんでしょうか。」
                                  (大半の方は御夫婦とお子さま2〜3人)

以下、私共からのお返事の一つを転載致します。

新規就農の場合、役場に相談して話がまとまり、支援等を受けて、もしうまくいかなくなっても役場は
責任をとってはくれません。
その覚悟は必ず必要だと思います。全ては自己責任です。
これをふまえて考えると、公的支援を受けると云うことは諸刃の剣である・・・と思っています。

理由は、その公的支援だけで新規就農や事業が出来るようには設計されていないこと(あくまでUターン者を前提にしている)と、営農や事業の内容が役場やJAの指導を受けざるを得ないため自分の希望とは違う形になりやすい事などです。
例えば、西瓜を振興している地域だとして、西瓜を栽培し結果、西瓜が大量に作られて価格が下がったりして、利益が上がらなかったとしても、役場もJAも責任をとることは出来ません。JAからの入金は少なく、営農資金の請求書ばかりがJAから沢山来ることになる可能性が高かろうと考えております。

JAの立場で考えてみると分かりやすいと思います。
一件一件の農家の利益が大事なのではなくて、作物全体の扱い量の多い事が大切なのです。
販売の手数料として収入があるわけですから。

反面 成功した場合はかなりラクに地元の人とほぼ同列の農家になれるでしょう。

仮に自己資金1000万円を投入したとしても、よほど大規模に展開し成功しないとほぼ間違いなく取り返すことは出来ないだろうと思います。

私たちの場合は、役場やJAがらみは止めて、自分たちで勝手に就農?しようとしています。野菜の販売をしているのはそのためです。地域にとけ込むため、受け入れて貰うために販売のお手伝いをさせていただい
ております。どうせ自己責任なんだから、自分の好きなようにしたいと云うよりも、生活するためにはなりふり構わずって感じが強いような気もしていますが。

次回はこの続きです。
 

■ 旬野菜のレシピ         (夏野菜編)

トマトの冷菓?
トマトをお好みに切って、砂糖をふりかけて冷凍庫へ

結構美味しいんです。
アイスクリームも良いですが、トマトの特売品で是非作ってみて下さいね。

トマトのビタミンCは、貯蔵して置いてもその量は殆ど変わりません。
鉄、リン、カリウム等のミネラル類の他、頭の働きに必要なアミノ酸や血管を丈夫にするルチンも含んでいますよ。
 

                  後 記

大阪にいた頃は、馬場ふみおさんのラジオ番組を聞いては「毎日毎日、晴れだの雨だの暑いの寒いのと、そんな話題しか無いんかいな?」などと勝手な事を思っていましたが、今では私たちにとって大切な問題になりました。気象によって受ける影響がとても大きくなりましたね。
さ〜て 台風が来るので、準備しなくては・・・。
 
  
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