田舎暮らしで有機を目指してみるin種子島Vol.008
 
種子島への移住記
発行日: 2002年  6月 10日

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■離島・種子島での暮らし(No,08)
■畑の立ち話
■旬野菜のレシピ

  ごあいさつ

皆様 こんにちは。

そろそろ台風のシーズンです。 4号が近づいてきています。
イヤですねえ・・・とは言え、雨は必要ですけれど。
昨日(6/9)は最高のニュースで、こちらのみんなも大歓声でした。あと一つ勝って決勝トーナメントですね!
そういえば 今日はポルトガルが出ますね。どうなるんでしょう。
 

■ 離島・種子島での暮らし(No,08)     種子島編

 地方のPTAなど「学校関連」か地方独特?の「既得権」などについて、お話しさせていただきます。

PTAというのも、大きなピラミッド型組織ですが会社とは違い、末端の独自性は強くあるように思っています。
その末端の、更に地方の一組織の特徴や都会との違いにについてお話しさせていただきます。学校については、田舎に定住する際に子供さんがいれば、必ず関わってくる問題ですから。

まず 大きな違いは地方の農村ですと、各家庭の環境があまり違わないようです。地方農村の家庭ですと、「農業」「建設会社社員」「役場職員」「農協職員」「教員」と自営業くらいでしょうか。

ただ 少数ながら周りとは違った環境の子供もいるのです。アイターン家庭の子供や、事情で親のいない子供なんかもそうです。
また、子供の親同士も子供の時からの知り合いや同級生同士です。
交通機関は、たまに走っているバスくらいなものですので、各家庭には、複数台の自動車があります。
車社会なのです。

難しい言葉で言えば、「グローバルスタンダード」と言う考えは無いのです。その地域でのスタンダードでさえ有れば良いのです。
公立の学校ですと、色んな家庭環境の子供がいます。お金持ちの子供から、普通のサラリーマンの子供、親がいなくなってしまった子供がいる場合もあるでしょう。 それでも多数の子供の家庭環境で物事を考えてしまう傾向が強いと感じられます。

そう思う理由としては、とにかく色んなイベントがたくさん催される事がそうです。その殆どに親の送り迎えや、参加を求めます。 またその連絡も急に行います。地域社会としては当然の周知の事だからのようです。慣れていると、母親が仕事を休んで送迎や参加をしたりしているようですが、慣れていないと仕事を休めなかったりして参加できなくなります。
また、親のいない子供もいるのに、何故そんなに親の参加を求めるような行事を、しょっちゅう行うのか?・・・よく判りません。
都会の場合ですと、色んな家庭環境の子供がいることは周知のことですので、PTA役員会での打ち合わせ時に問題になったと記憶しておりますが。

「親子ドッジボール大会」とか「親子ふれあい交流会」など、「親子ふれあい」と言う言葉がよく付きます。
毎日、家で顔を合わせないのか?・・と思ってしまいますが、どうやら親と子がふれあうのではなく、親同士がふれあうのが目的のようです。子供同士は少ない学童数の学校で、毎日ふれあっているわけですから。例えば 宇宙開発事業団や民間団体等が主催するイベントなら、有料であっても、行ける子や行けない子が出来ても仕様がないと思うのです。
しかし、公立の学校やPTAで度々開催しようとするのは如何なものかと思ってしまいます。親に来て貰えない子供にわざわざ寂しい思いを繰り返しさせなくても良さそうなものですが・・・
まあ、慣れてしまうとどうと言うことはないんでしょうけれど。

他には、教材などにかかる費用がとても高いことです。
制服や補助教材、スリッパ、文具などなど・・・沢山ありますよね。
基本的に離島では物価が高いのです。一部の個人商店で、学校指定の一種類を購入しなくてはなりません。
この辺りは、町内の人のなかにも「おかしい」と考え、役場等に異議を唱えた方もおられますが、「やっぱり昔からの既得権を崩すのは難しい」との事でした。

                                                     (つづく)
 

■ 畑の立ち話        (種子島の農業概論編改め経済?編)

・・その辺りとは、どの辺りか?・・と言うところからですね。

基地や原発のように存在すると悪影響があると言うことが判っていても無くせない理由
・・・それはもちろん経済的な理由です。

人口が減ると商業も衰退しますし、国からの予算も降りにくくなります。・・・じゃあ 地元自身の産業を!
ってことになることも多いのでしょうけれど、企業の誘致を除いては農林水産業以外にこれと云った方策もないところが大半でしょう。
観光事業と言うのがありますが、この不景気の上にそんなに魅力的な特色を持っているところも稀でしょう。「世界遺産」に指定された屋久島なんかはその点では非常に恵まれた環境なのかも知れません。
ただ反面、世界遺産のために他の産業の振興はとても難しくなったようにも思えます。原生林だけでは人は生活して行けませんからね。

地方農村と言っても、実際には建設業がメインです。公共事業を受注して、成り立っているところが多いのです。港湾の整備、道路建設、橋梁建設、道路の補修、公共建物の建設・メンテナンスなどです。
農家・・とは言いながら、兼業ですので収入の大半は会社に勤めて得ている家庭が多いのです。
農業で助成金を貰い、公共事業専門の会社で働く・・・都会の人から見れば、税金漬けのように思われるかも知れませんね。

現状では、この建設業がなければ、地方農村の経済はスグに真っ逆様に潰れてしまうような気がします。例えば小泉改革で公共事業費がカットされ、結果として建設業の大半が成り立たなくなると、人口さえあっと言う間に激減するでしょう。タダでさえ少ないのにです。
そうすると、商業も一気に衰退・・ということに・・・。
役場の広報などでは、農業振興のためにビニールハウスの建設を助成します・・・などと出ていますが、何百万・何千万円も税金を投入しても、畑ではそんなに取り返せないのです。ハッキリ言ってムダな(税金の)使い道だと考えています。

結局、これと言った方策もなく過ごしてしまいがちなのですが、最近よく聞かれるようになってきたNPO(特定非営利活動団体)などでは地方の特産品の開発や有機的な複合農業の振興を計画しているところも出てきました。西之表ジュントスさんもその一つです。
薬剤の取り扱い説明書通りに使わず、自分勝手に判断して大量に農薬を散布したりするのを、農家としてのレベルアップを図ることで無くそうと言う動きもあります。そうすることで産地としての信頼を勝ち取ろうというわけです。

役場としての支援では、箱物・・と言いますか、ハウスの建設や舗場の整備を助成することが主になってしまいがちのようですが、意識改革のような部分を民間自身で行われることは、とても良いことと思います。
 

■ 旬野菜のレシピ         (夏野菜編)

きゅうりと鶏唐揚げのマリネ(4人分)

    材料 
キュウリ   2本
鶏もも肉   2枚
プチトマト  8個

衣(たまご半分、小麦粉大さじ5)

粒マスタード、酢、塩、コショウ、サラダ油 揚げ油

    作り方
1.キュウリを蛇腹切りにする。1本を6〜8に切る。
2.鶏肉は一口大に切り塩こしょうする。
3.ボールに粒マスタード大さじ1、酢大さじ3、塩小さじ4分の1
コショウ少々、サラダ油大さじ4を混ぜておく。
4.2.の鶏肉に衣をつけ、中温の揚げ油で揚げる。
5.3.と1.切ったプチトマト、揚げたての4.を入れ
時々返して漬け込み味を馴染ませる。

素揚げした、シシトウや、ピーマン、オクラを加えると栄養満点。 
 

               後 記

先日 釣りに行ってきました。 千座の岩屋と言われる岩場の沖に。
磯釣りだったのですが、モハミと呼ばれる舞鯛の一種とベラが釣れました。イカでは全くダメだったので、久しぶりの感触がとても嬉しかったです。いやあ 釣りもやっぱり良いもんですねえ。
 
  
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