田舎暮らしで有機を目指してみるin種子島Vol.005
 
種子島への移住記
発行日: 2002年  4月 29日

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■離島・種子島での暮らし(No,05)
■畑の立ち話
■旬野菜のレシピ

  ごあいさつ

皆様 こんにちは。

GWですね。私達では子ども達が休みで家にいるくらいで、普段とほとんど変わりありませんが、皆様は如何お過ごしでしょうか。

さて、最近「田舎に移住して農業を始めたい」と言われる方々からメールをよくいただきます。
ほとんどの皆さんは、行政の就農支援制度を利用されたいようです。
ただ、その前に(その地域で)先行しておられる方々にもお話を聞いてみられた方が良いと思いますよ。
農業も自営業ですので多額の資金が必要ですからね。
 

■ 離島・種子島での暮らし(No,05)     種子島編

 来年に向けて準備をしっかりするしかしょうがないだろう・・・と言うところで終わりました。

でんぷん加工用や焼酎用の芋は沢山栽培されていますが、むらさき芋はそう沢山はありませんでした。
まして減農薬や無農薬で栽培しているとなると、捜しだして話をするだけでもかなりの時間と労力が必要でした。

そんなときに役場の人から、「他のモノも営業してみたら?」と言われ「やってみようか!」とばかり、お菓子会社や酒造会社、水産会社等へお話をしに言ってみました。
スーパーさんからも「芋以外のモノも探して」とは何件もお聞きしていましたので、気分的にも勢いがついたのでした。

また都市部への輸送費ももっと抑えたいと考えていましたので、芋以外のモノも含めて出荷量を増やし、運送会社との交渉を出来るだけ有利にしたいとも考えていました。

・・とは言え、沢山ある会社へ闇雲に行ってみても良くないかと考え、出来るだけ島のあちこちの人々に評判を尋ね歩いてみました。
すると意外にも、結構評価はハッキリ分かれていました。偏らないように広い範囲で聞き回わり、自分でも食べてみたのですが、かなり絞られてしまいました。
ポイントは「味」と(将来への)「営業意欲」にしました。

次にその絞られた各会社や製造工場へ(地域活性化の)趣旨や農業振興のための生産者グループ支援として、商品を現況価格よりも引き下げて分けて下さい・・と御願いに廻りました。
「りんかけ堂」さんや「ホームベカリーオヤマ」さん、「柿内製糖」さんが出荷して下さることになり、早速サンプルを送ったり、新規営業を再開したりし始めました。

暫くすると、意外なことが判ってきました。
関西のスーパーさんからは「黒糖」の注文をよく頂くのですが、関東のスーパーさんからは「黒糖」はなかなか注文がいただけません。関東では「黒糖」をそのまま食べる習慣が無いそうなのです。

                                                     (つづく)
 

■ 畑の立ち話           (種子島の農業概論?編)

種子島の農業について、私が知り得た範囲でですが、お話しさせていただきます。

島で最もよく見かけるのは「サトウキビ」です。島では「オオギ」と呼ばれています。御存知、砂糖の原料ですね。
次に「さつまいも」。鹿児島では「カライモ」と呼ばれています。
そのイモの中でも、最も多く栽培されているのが、澱粉に加工するためのものです。多くは「コガネセンガン」という品種でしょうか。
この2種類を、同じ畑で交互に(輪作というか裏作?)栽培していることが多いようです。

どちらも反収(一反当たりの収益)は決して大きくはありません。
ただ、価格が安定していることや栽培や出荷に比較的手間がかからないので、量をこなし易いことなどが栽培の理由のようです。

牛舎もよく見かけられます。さすがに国道沿いには有りませんが。
オオギの肥料として必要な堆肥を得るために畜産(牛の生産)も有るのだろうと思われます。子牛が生まれ、ある程度育つと市場に出荷され、各地の肥育農家に買われてゆきます。そこで各地のブランド牛になるわけです。

以上は島内全域の概略です。 島内には「西之表市」「中種子町」「南種子町」と3つの行政区画があります。一市二町ですね。
それぞれ若干違いがあります。地形にも依るからのようです。

西之表市と南種子町では「お茶」の生産もされています。品種は「ヤブキタ」が「ユタカミドリ」よりかなり多いでしょうか。
「♪夏も近づく八十八夜〜」よりもかなり早く収穫されます。日本では最も早いのではないでしょうか。
4月中旬には収穫が始まりますから。
これも牛と同じように、加工された後、各地へ出荷されます。静岡茶の多くは鹿児島各地から送られているもののようです。お茶も鹿児島自慢の特産品なのです。

次回は南種子町の「米」や島内各地の「青果用野菜」について、お話しさせていただきます。
 

■ 旬野菜のレシピ         (にがたけ編)

にがたけとイカの煮付け

材料
にがたけ  皮をむいて300g
イカ            1パイ
お好みで生姜、ごま油
醤油          半カップ
酒            半カップ
砂糖        大さじ1〜2

にがたけは皮をむいて切り水につけておく。 イカは、火を通すと縮むので大きめに切る。
醤油半カップ
酒半カップ 
砂糖大さじ1〜2を鍋で煮立ててにがたけとイカを入れサッと煮て冷めるまで(味がしみるまで)おく。
仕上げにごま油や、ショウガの千切りを加えても・・・

これで一杯。美味しいですよ。
 

                 後 記

なんとイカは今、揚がってないんだそうです。(T_T)

道理で釣れないハズ・・・ですが、いよいよタケノコが始まりました。
いや、イカとタケノコの煮付けなんだから両方要るよなあ・・・
でも、イカって買うと高いんですよねえ。。。

 ・・どうしましょう・・・やっぱり、釣ってくるしかないか・・・
 
  
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